[column] メルタサリ5周年におもうこと

今日は、ちいさな頃にとても可愛がってもらった親戚のおばちゃんの納骨でした。

母や伯母たちきょうだいを車に乗せてパンパンになった車で、たわいもない話をしながら東京を抜けていくと、

気がつけば陽に焼けたように、少し色あせた薄緑色の海。

夏の暑さが残る中、こうべを垂れる稲穂は、優しくなった日差しを受けて淡い小麦色をしていました。

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こどものように田んぼの中に鳥を探したり、

いろんなところから自由に飛んでくる変化球のような会話のやり取りをしている母たちを見ていたら、

なんだか旅に出る途中のような気持ちになって、安心しきっていて、

でもずっと一緒にいられないこともどこかでわかっていて、

名残おしいような、でも誰もそれを口に出さないまま、一人一人の背中を見送りました。

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今日は9月1日。

この、「体と心休まる場所」を開いてから丸5年が経つ節目の月です。

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私はこどものころ家族がバラバラだったからか、家族の悲しそうな顔を見る日が多かったからか、

家族が幸せであってほしいという気持ちが人一倍強いように思います。

そして、人が元気で幸せであってほしいという気持ちが、食欲と同じくらい強いのです。

どのくらいって、食べ放題でケーキを20こ食べて、気持ち悪いのにもっと食べたいくらい。そんな感じです。

わかりにくいでしょうか。

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ヨガで自分の力で心身ともに健康になっていく人たちをたくさん見てきた20代。

家族や大事な人が不調や病に倒れた30代。

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母の不調、夫の痛み、父のような伯父の病。

メルタサリのドアを叩いてくださった方々の体の痛み、心の痛み。

そういったことをどうにかしたくて、走り続けていた気がします。

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でも、5年が経った今、少し立ち止まっています。

そうしたら、私は不安で不安で走り続けていたことに気がつきました。

その人たちが悲しむことがこわかったのです。

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そのとき、その人の生きるチカラを信じていたか。

人の本来もつチカラを見せてもらいたくて、この仕事を始めたのではなかったか。

この数ヶ月間そう、自分に問いかけていました。

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人のいのちはわたしたちがどんなにぎゅっと目をつぶって願っても、祈っても、思うようにはなりません。

いのちは授かったもの。そしていつか必ず終わりがやってくるもの。

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でも、生きているいのちを毎日、毎朝、生まれ変わらせることはできるかもしれない。

こうしている今も体の中で細胞は呼吸をし生まれ変わっているし、

どんなことがあっても、いつからでも、人はまた歩き出すことができる。

淋しさや悲しみに心が潰れそうになっても、また息をして、少しずつ動き出し、安らぎを感じることもできる。

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人は不安や悲しみや痛みから目を背けたくなるもの。

でも、向き合って、その人の中で何が起きているのか。

深いいのちの声に耳を澄ませてみる。

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痛みは体からの声。

人の本来もつ『ありのまま』に、あるべきタイミングでバランスさせるための声。

その声は自分ではなかなかわからないものだから、

私がその人に触れることでそれを伝えることができたら。

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その声に耳を傾け、その人を丸ごと包む、『手当て』をしたい。

人には安らかで優しくて強い、その人の持つ美しさが必ずある。

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いつどんな人が訪れても、

そんなゆったりとした心で触れること。

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6年目は、技術だけでなく、

日々の美しさを色とりどりに味わえるわたしでありたいと思います。

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あたたかな心をもって、一期一会をたいせつに。


 

感謝を込めて、9月中に来てくださった方にはプレゼントをお渡しいたします。

また、9月3日(火)までにトリートメントのお申し込みをくださった方には、ありがとうギフトカード[5000en]をお贈りします。

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月1回のペースでぜひカラダの本来のチカラを取り戻してほしい!そんな思いを込めて、

ギフトカード5000円は
2000円: 9月中のみ有効
2000円: 10月中のみ有効
1000円: 11月中のみ有効
となります。
(9/3までのお申し込みの方だけ)
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メルタサリはクーポンなどはありませんので、
この機会をぜひご活用ください。
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