
東京は、30度に達する日が訪れて、2週間。暑さに少しずつ慣れて、汗がかけるようになり始めました。気圧や、気候変動が激しく、体の恒常性を保つ、自律神経はすでにフル稼働。
太陽の動の力が強く、1年で最も体力を消耗し、老化すると言われる夏。まだ夏バテをしていないこの時期は、疲れを感じつつも、無理に動いてしまいやすいです。
この時期に一番大切なのは、/スローダウン。/
7月からはぜひシエスタ制度を取り入れてみませんか。
昼寝や、6割運転、くらいでいきたいところ。
特に、ストレスや、忙しい「はたらきモード」の時間が多い方は、
リラックスや、深呼吸の副交感神経を刺激するようなゆるまる時間で、
体の修復を促す事が本当に大切です。
今は、オンライン化などで、常にどこでも仕事ができて、公私の区別やデジタルデトックスが難しい人も多いですね。座って休んでいるつもりなのに、頭の中は常に情報やタスクでいっぱい。神経や脳が休めていない脳疲労なども注意したいところです。
(これ、私です > <。ゆるめる方法のプロでよかった〜)
ちなみに、赤道直下で1年中夏なバリの人もなかなか日々忙しいのですが、みんな元気です。
それは、おそらく、1年ずっと暑いので無理すると生きていけない事や、日本人ほど必ずこれをやり遂げる!というがんばり屋さんではないことや、頭で色々と考えすぎないこと、シンプルでいることや、お寺などの行事がたくさんあって、自分の都合で全てを進めることがほぼ不可能であることなどが、ゆったり笑顔にさせるのでは、と私はみています。
アーユルヴェーダーでは、何事もやりすぎると体のバランスを崩すと言われます。
働きすぎ、飲み過ぎ、情報のとりすぎ、喋りすぎ、などなど。
私たち日本人も、せめて夏の間だけでも、
南国の人のシンプルな思考法を取り入れてみたらいかがでしょう。
[南国の人のシンプルな思考法]
・必要最低限でよし
・自然には勝てない、無理に動かず時を待とう。
・今ここにいるマインドフルな時間をつくる
・シンプルな生活、思考
・家族や愛など大切なものの順位がはっきりしている。
それでもつい頑張ってしまう私たち日本人は、自分の時間が少ない国民ですから、
ちょっと立ち止まって、考え方を変えてみるのも、瞑想的で脳のリフレッシュになります。例えば、
・人に助けられていることに思いを馳せて、忙しいという心がない状態を抜ける
・日本の現代生活は世界でも有数の便利で気が利く、時間に正確であるがゆえ、時に全ての動きが早すぎるので、できなくても、いっか。としてみる。
と自分と向き合い、自分に気づく時間を持つのも良いですね。
そうはいえど、なかなか止まれないあなたは、
いつもの美容室タイムにヘッドスパをつけてみて、
頭に上る熱をクールダウンしつつ頭のツボ刺激で内臓や脳ケアをしたり、
意外と冷房で冷えている末端やお腹をぬるめのお風呂や、銭湯などで温めて、いい汗をかいたり、
肩や首のコリは、時に、神経を洗濯バサミのようにつまんでしまいリラックスしずらくなるので、ほぐしたり、ゆっくり動かす体操などでほぐすことで自律神経を整える効果もあります。
仲の良い人と楽しい時間を過ごしよく笑うことも、血行を促進し、元気になりますよね。
日頃、もし毎日コーヒー、紅茶、ビールを飲んでいる場合はこれらは美味しいですが、体をさらに暑くしますので、
冷性の果物、レモン、スイカ、マンゴー、ココナッツ、なし、ももなどや、
季節野菜のきゅうり、なす、などをとることで体の熱を冷ましてくれますよ。
私はタイやバリの人にならって、飲む点滴とも言われるココナッツウォーターをまとめ買いしています。他にも水分補給には、麦茶、水、レモンウォーター、きゅうりやミントをつけたハーバルウォーターを飲んでいます。
脳波を変え、体を修復する深いリラックスをするというのは、睡眠をとっているつもりでも、自分ではなかなかむずかしいものです。私も最近は、肉体労働だけでなく、頭脳労働で、忙しいことも増えたので、3週間に1回は、先生の元に、体メンテナンスをして、良いコンディションを保っています。
