
この2週間、一之江自宅サロンの部屋の模様替えをしていました。
ずっとサロンのカーテンをつけたいと思いつつ、カーテンの壊れたランナーと同じものがどこにも売っていなくて、なんと布の切れ端で1年も経ってしまいました。
そもそも、カーテンを設置したのは15年も前で、カーテンレールも進化しており、ゴミをなるべく出したくないエコな考えも手伝って、どうしたら良いものかとずっとモヤモヤ。夫も「早くこのカーテンなんとかしなよ。お客様によくないよ。」と苦言。
そんなこんなで早1年…
それがなんと!たった2週間で解決しました!!
しかも、カーテンがついただけでなく、家全体がスッキリと♪気持ち良い空間になりました。
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そのきっかけは、インテリアデザイナーのヘザーブラッキンさんのワークショップに参加したこと。
ヘザーさんは、日本で育ち、ヨーロッパに住まれて、お父様のご出身であるイギリスやベルギーでのお仕事のご経験をインテリアに融合させていらっしゃいます。現在は東京にお住まいで、日本の住宅事情や、日本人のインテリアとの付き合い方もよくご存知です。多くの雑誌やメディアにも掲載され書籍も出版されている大人気のヘザーさん。
メルタサリのサービスもご利用いただいているご縁をいただいており、素敵な人柄は存じておりましたので、ヘザーさんのお仕事風景をぜひ拝見したい、と迷わず参加させていただきました。
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今回ヘザーさんがはじめて開催されたワークショップでは、「ムードボード」という、自分の好きなイメージを集めていき、ステップに沿ってそれを選んでいくと、テイストをまとまりのあるものにしていくことで、自分のインテリアのビジョンが見えてくる。というもの。
インテリアって、ちょっとハードルが高い先入観があり、全くの初心者の私は見るもの、聞くことが新しい世界。最初は難しいと感じていたことも、少しの基礎を知るだけで、グンと楽しくなる。気づけば、あ〜こんな部屋ステキすぎる。というムードボードが完成。
そこから2週間。センスのあるいとこにもアイデアをもらいながら、仕事の合間を縫って、全集中!でお部屋改造に熱を上げておりました。
まずはずっと気になっていた布をかけただけのカーテン。
カーテンレールを買わないと、という思い込みを捨てて、部屋を見回せば、以前にオーダーメイドで作ったアイアンバーとカーテンがあったじゃん!!と気がついて、あっという間にカーテン設置完了。
ここで、もーのすごい、うきうき感。
「これは、お客様喜ぶぞ〜〜〜」と「部屋を愛でる快感」 を感じて、乗ってきた私。気になるともうとまれない私は、楽しくて楽しくて。
気がつけば、お部屋はすっと流れるようなクリアな空間になり、苦手な片付けも終わってしまいました!
1年以上何もできなかったのに、ゴミ袋7〜8袋捨てて、家具も2つ手放しました!びっくりです。
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さて、気持ち良くなった部屋を眺めながら、あることに気がつきました。
時間があるない、という条件は同じ。でも
○なぜ、1年以上もカーテンをつけられなかったのか?
○なぜ、2週間でカーテンだけでなく、家の中全てがスッキリインテリア&片付けができたのか?
このできる、できないにはどうやら色々なヒントが隠されていますが、
私がみなさんのサポートをする中で、グンと変化が加速する、しかもどんどん羽ばたく人にも共通点があることも気付きました。
②現在とそのビジョンをつなぐ知識を学ぶ
③そのビジョンに向けて楽しんで進める
ほんの少し視点を変えて、
脳内に楽しいビジョンが描かれることで、
色々なヒントが融合される。
長期的な目線で楽しいイメージが描ければ、
今日の行動も面倒くさいから楽しみになる。
これは、インテリアも身体づくりも同じだな、と思いました。
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とはいえ、なかなか「できない」ことってありますよね。
時間的制限でできないこともあれば、今回の私のように、忙しいと思っていても人はやりたくなればするするできることもあります。
できないな、苦手だな、というときに、「人間だもの」と、その「できない」を感じている自分を許す。
その先に、実は単なる情報不足、自分に厳しかったとか、実はやりたいのにできないよちゃんが心にじわり住み着いているとか、深層の心理が潜んでいたりします。
そんな時は「まあ、いっか」と、手放し力!でまいりましょう。
そして、今やるトレーニングの先を見る長期的視点にすると、
「めんどくさい」が、「その先の景色が見たい!」に変わり、
するりとできるかもしれませんよ。
では、今日もお読みくださりありがとうございました。
自分メンテナンスで、今日も軽く、強く、しなやかに。