
季節の変わり目に“内臓もゆらぐ”理由とセルフケア
こんにちは、メルタサリのEmiです。
「なんとなく胃が重い」
「食欲がわかない日がある」
「お腹がゆるい or 張りやすい」
この時期、そんな“春の胃腸の不調”を感じている方がとても増えています。
寒さがゆるみ、春の陽気を感じ始める頃。
体の外側だけでなく、内側=内臓も実は、環境の変化の影響を強く受けているんです。
🌿 春の不調は「肝」と「胃腸」のバランスの乱れ
東洋医学では、春は「肝(かん)」の季節。
肝は、自律神経や感情・血の巡りに関わる大切な臓器です。
この「肝」が春に活発になりすぎると、
バランスをとる「脾(ひ)=胃腸」に負担がかかり、消化不良や食欲不振といった不調につながります。
さらにこの季節は…
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気温差による自律神経の乱れ
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進学・引越し・仕事の変化によるストレス
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寒暖差による体の冷え
こうした要因も、胃腸にじわじわとストレスを与えているんです。
🍵 今日からできる、やさしい胃腸ケア3選
① 朝一番に白湯を飲む
寝起きに一杯の白湯をゆっくり飲むことで、
冷えた内臓をじんわり温め、消化器のスイッチがやさしく入ります。
冷たい飲み物は避けて、1日を温かく始めてみましょう。
② “食べすぎ”より“整える”意識に
春は消化力が落ちやすい季節。
胃腸が疲れているときは、無理に栄養を入れるより「休ませる」選択が必要なことも。
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よく噛む
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少し軽めの食事を
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夕食は早め&あたたかい汁物をプラス
「お腹に聞いてみる」感覚を大事にしてみてくださいね。
もう少し深刻!という方は...
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酸味を取り入れる:酸味は肝臓の働きを正常に保ち、ストレスを軽減する効果があります。ただし、取りすぎると脾臓の働きを弱めてしまう可能性があるため、適量を心がけることが大切です.
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苦味の食材:春は肝臓に負担がかかりやすい時期なので、苦味の食材を積極的に取り入れることで、肝臓の働きをサポートできます.
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生活リズムを整える:春は体内時計が狂いやすいので、生活リズムを整え、規則正しい生活を送ることが大切です.
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甘味の食材:甘味は脾臓の働きを助け、食欲を増進させ、体調を整える効果があります.
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消化の良い食べ物:春は脾臓が弱りやすいので、消化の良い食べ物を中心に摂るようにしましょう.
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温かいものを食べる:冷たい飲み物や食べ物は脾臓に負担をかけるため、温かいものを意識して食べるようにしましょう。
③ みぞおち周りをやさしくマッサージ
緊張や不安を感じると、
実は一番硬くなるのが“みぞおち”のあたり(胃と横隔膜の境界)。
指先でそっと円を描くようにマッサージしたり、
あたたかい手で触れるだけでも、自律神経が整い胃腸がゆるみます。
🌸 おわりに
春は、新しいスタートの季節。
でもだからこそ、気づかないうちに、体も心もがんばりすぎていることが多いのです。
胃腸は、「無理をしている時、最初にSOSを出してくれる臓器」。
今、ちょっとした違和感がある方は、
この春、自分の内側にもやさしい目を向けてあげてくださいね。
ポイントは、食事はあたたかく、消化よく、生活は休み休み。です。
メルタサリでは、春のゆらぎケアとして
呼吸・お腹まわりのボディセラピー・自律神経に働きかけるヨガなどをご用意しています🌿
体の声に気づきたいとき、ぜひお立ち寄りください。