
― 脳と体の仕組みから見えてくる“本当の理由” ―
こんにちは、メルタサリのEmiです。
「また3日坊主で終わっちゃった」
「続けようと思ってたのに、いつの間にかやめていた」
そんなふうに、自分を責めてしまうことってありませんか?
私も10代の頃、何をやっても続かないタイプで、
意志が弱いタイプだと思っていました。
でも実は、それはあなたの意志が弱いからではなく、脳と心のしくみが関係しているんです。
今日は、「続けられない」ことの裏側にある、ちょっと意外な真実をお話しします。
1. 潜在意識と顕在意識のギャップ
私たちの思考や行動のうち、90%以上は『無意識』=潜在意識の影響を受けていると言われています。
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顕在意識(「◯◯したい!」という目標)
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潜在意識(過去の記憶、習慣、感情のパターン)
「よし、運動を続けるぞ」と決意しても、
潜在意識が「私は続かない人」「どうせ変われない」と思い込んでいれば、
無意識に三日坊主になるような行動を選んでしまうのです。
2. 行動の“クセ”は6歳までに決まっている?
心理学では、私たちの行動や選択パターンの『原型』は6歳までの環境で大きく形成されるとも言われています。
この期間は、脳波が生まれた時のデルタ波から、シータ波へ変化する時期で、
受け取ったことを潜在意識に直接インプットする時期です。
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親やまわりの大人の口癖
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成功体験・失敗体験の有無
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認められ方、安心感の育ち方 など
つまり、「挑戦してすぐやめちゃう」「変化がこわい」と感じるクセも、
【実は子どもの頃に身についた“安全を守るための反応”】かもしれません。
3. アルファ波=書き換えに適した“脳の状態”
脳にはさまざまな「脳波」があります。
その中でも【アルファ波】は、リラックスしながら集中している状態。
このとき、潜在意識に新しい情報が入りやすく、行動パターンの『上書き』が起きやすいとされています。
アルファ波が出ているときの状態はこんな感じ:
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呼吸がゆっくりで深い
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頭の中が静かで、今この瞬間に意識がある
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「気持ちいい」「落ち着く」と感じている
4. 大人になった今、できる[アップデート]の方法
「私は変われない」
そう思っていたとしても、大丈夫。
大人になった今の私たちには、“ととのえる”力があるから。
アルファ波が出やすく、心身のバランスが整いやすいのが:
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🧘♀️ ヨガ・呼吸法
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🧠 瞑想・マインドフルネス
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💆♀️ マッサージやボディケア
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♨️ サウナや入浴、自然の中で過ごすこと など
こうした「ととのう」状態を定期的に作ることで、
脳が【“安心・安全”を感じながら、新しい行動パターンを受け入れやすくなる】のです。
✨ おわりに
「変われない」のではなく、
「変わる準備が整っていなかった」だけ。
ヨガやマッサージで体を整えることは、
思考や行動のクセをゆるめ、新しい自分への扉を開くための大切な時間です。
まずは、深呼吸からでも大丈夫。
自分の内側に【ゆるまる余白】をつくってみてください。