梅雨のだるさにやさしく寄り添う

アーユルヴェーダ的・季節のセルフケア

こんにちは、Emiです。

梅雨の時期、なんとなく体が重い、気分がどんよりする、朝がつらい...そんな感覚はありませんか?

アーユルヴェーダでは、この季節は「カパ(水・地)」と「ヴァータ(風・空)」のエネルギーがアンバランスになりやすい時期とされています。

特に、湿気が増えることでカパが過剰になり、むくみ・重だるさ・気分の沈みなどが出やすくなるのです。

また、最近の気候の変動による激しい気温や天気の変化によって、春からこの時期もヴァータが過剰になり、冷え、肌の乾燥、ソワソワ感なども起こりやすいです。

今日は、そんな梅雨の時期を少しでも快適に過ごすための、アーユルヴェーダ的ケアのヒントをお届けします。


1. 朝、温かい白湯でスタートを整える

梅雨の時期は消化力(アグニ)が弱くなりがち。

朝、白湯を一杯ゆっくり飲むことで、内側の冷えや滞りをやさしく動かします。

ポイントは「すするように、口の中で温度を感じながら飲む」こと。
目覚めの体にやさしく火を灯すように。
さらにひと手間:沸騰したら、蓋を開けると、水・火・空のエネルギーのバランスが良くなります。

2. 重だるい日は「軽さ」と「温かさ」を意識して

湿度で体が重く感じる日は、カパを和らげることが大切です。

おすすめのケア:

  • 軽めのストレッチやヨガで体を巡らせる(少し体が暖かくなるくらいまで)

  • スパイスを効かせたスープやハーブティーを取り入れる

  • ショウガ、黒胡椒、シナモンなどの「温性スパイス」を活用する

  • ヨーグルト、乳製品、バナナなどは体を冷やし、消化もしずらいので、食べ過ぎないか、少し減らす。
  • 足が意外と冷えている時は、くつ下を履く。
「重さ」を感じる日は、「軽やかな香り・味・動き」を意識するとバランスが取れてきます。

3. 湿気が心にもくもりを残す時は

カパの過剰は、体だけでなく気分の停滞感としても現れます。

そんなときは、

  • アロマ(レモングラス、ユーカリ、ジュニパーなど)の香りで気分をリフレッシュ

  • ジャーナリングで、思考を「外に出す」

  • お風呂でのセルフマッサージや、オイルケアで「巡り」を促す

心の中にも“湿気”がたまっていたら、少しずつ風を通していきましょう。

4. 雨の日も、リズムを大切に

気圧や天気に影響されやすい梅雨。

でも、アーユルヴェーダでは「リズム=生命力の源」とされています。

  • 寝起きの時間を一定にする

  • 食事時間を整える

  • 朝と夜に、深い呼吸を3分だけでも取り入れる

  • 昼寝は疲れているときや、妊婦さんだけ。
小さなリズムを守ることが、自律神経の揺れやすさを助けてくれます。

季節を敵にしない。寄り添いながら、過ごしていく

アーユルヴェーダには「自然と調和する」という大きなテーマがあります。

梅雨がもたらす湿気や曇り空は、体を重くしたり、心の動きをゆっくりにしますが、

その分、内側を見つめ直す機会にもなる大切な季節です。

焦らず、自分の呼吸や感覚に耳を澄ませて。

「ちょうどよく過ごす」ことを、今こそ体に教えていきましょう。

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🌱 次回は、「梅雨のセルフマッサージと呼吸法」や「梅雨明け前の夏バテ予防」についてもお届けします。

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