
― 乱れた自律神経を1分で整える、呼吸のすすめ ―
「月曜の朝がしんどい」
「体が重たくて、なかなか動き出せない」
そんな感覚、ありませんか?
実はそれ、あなたの“気のせい”ではなく、体が正直にサインを出してくれているのかもしれません。
月曜日がだるくなる理由:リズムのズレ
人の体には「サーカディアンリズム(概日リズム)」と呼ばれる、24時間の体内時計があります。
土日の生活リズムが乱れたり、
夜更かし・朝寝坊・食事の時間がズレたりすると、
月曜の朝、体はまだ“休日モード”のまま。
そこへいきなりの「仕事スイッチ」。
交感神経(=活動モード)に切り替えがうまくいかず、
体も心も「ついていけない…」という状態になるのです。
呼吸が浅くなると、さらに悪循環
実は、緊張やストレスで起きる変化の中で、
最もわかりやすいのが「呼吸の浅さ」。
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胸や喉が苦しい
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頭がぼんやりする
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朝からため息ばかり…
それは、自律神経のアンバランスが“呼吸”に現れているサインでもあります。
今すぐできる、1分呼吸法
そんなときにおすすめなのが、“吐くこと”を意識した1分間の呼吸法です。
🌷やり方(場所はどこでもOK)
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椅子に座って、背中を軽く伸ばす
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鼻から「4秒」かけて吸う
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口 or 鼻から「6〜8秒」かけて、ゆっくり吐く
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これを5〜6セット(約1分)
🌷ポイント
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吸うより「吐く時間を長く」することで、副交感神経が優位に
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心拍が落ち着き、体が「安心モード」に切り替わります
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体が落ち着くと、頭の中の“もや”も自然と晴れてきます
- 長く吐けない時は、一度10秒息止め、もおすすめ。
[ 10秒止めて、静かに吸い込んで、自然な呼吸。]
月曜朝は、「やること」より「整えること」から
月曜に無理にギアを上げようとしなくて大丈夫。
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白湯を飲む
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軽くストレッチする
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やさしく深呼吸する
そんな時間を5分でも持つことで、その1週間の流れが変わります。
🌸 おわりに
「だるさ」は、体が出してくれている『ーもっと整えたいーというメッセージ』。
がんばる前に、まず整える。
それが40代からの、しなやかな習慣づくりの第一歩です。
今朝もゆっくり息を吐いてして、
あなたのペースで、今日を始めてみてくださいね🌿
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