
― 自分を責めないで。変化の仕組みを知って、整える ―

「食べる量は変わっていないのに、体重が増えてきた」
「お腹まわりや背中がもたつく感じがする」
「若い頃より体が“重たい”気がする」
そんなふうに感じ始めたのは、40歳を過ぎた頃ではありませんか?
私、小原も44歳。今年1年でなんと6kg増して驚きました。
実はそれ、『体の変化による“自然な反応”』なんです。
今日は「なぜ40代以降の女性が太りやすくなるのか?」と、
今日からできるシンプルな対策についてお話しします。
1. ホルモンバランスの変化によって、代謝が下がる
40代に入ると、『女性ホルモン(エストロゲン)』がゆるやかに減少しはじめます。
エストロゲンは、脂肪の燃焼や代謝をサポートする働きを持っているため、
減少すると、「これまでと同じ生活でも脂肪がつきやすくなる」という変化が起きてきます。
また、筋肉量も年齢とともに少しずつ減っていくため、基礎代謝が下がり、
何もしないと「消費<摂取」になりやすい状態に。
2. 自律神経のバランスが崩れやすく、ストレス太りにも
年齢を重ねると、仕事・家庭・更年期など、さまざまなストレスが重なってきます。
それに伴い、交感神経優位(=緊張・焦り)な状態が続くと、
体は「守りのモード」に入り、エネルギーを溜め込みやすくなります。
とくに、『ストレスホルモン(コルチゾール)』の過剰分泌は、
お腹まわりに脂肪がつきやすくなる原因のひとつです。
3. 睡眠の質の低下と“血糖スパイク”が重なると…
睡眠時間が短かったり、眠りが浅くなったりすると、
食欲をコントロールするホルモンのバランスも崩れます。
また、甘いものやパン・白米などの「糖質中心の食生活」が続くと、
血糖値が急上昇→急降下する“血糖スパイク”が起きやすくなり、
結果として「もっと食べたい」「だるくて動けない」状態に。
ではどうすればいい?今日からできる3つの対策
① タンパク質をしっかり摂って、筋肉を守る
筋肉は「代謝を上げるエンジン」。
40代以降は、特に朝と昼に意識してタンパク質を摂ることで、
筋肉の維持と脂肪燃焼をサポートできます。
おすすめ食材:卵、納豆、豆腐、魚、鶏むね肉、ヨーグルトなど
→ 毎食に“ひとつはタンパク質”を意識してみてください。
② 深呼吸と軽い運動で「自律神経を整える」
毎日の暮らしの中に
3分の深呼吸 or ゆるヨガを取り入れてみましょう。
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朝の呼吸 → 交感神経をゆるやかに目覚めさせる
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夜のリラックス → 副交感神経を高めてストレスオフ
さらに、ウォーキング・ストレッチ・スクワットなど、
軽い運動を週に2〜3回するだけでも、代謝が底上げされます。
③ 夜の食事・眠り方を整える
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夜は糖質を減らし、温かいスープなどを中心に
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寝る90分前にはスマホを手放す
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お腹を温めて深呼吸してから布団へ
「睡眠の質」を整えることは、
【ホルモンバランスと代謝の“土台づくり”】につながります。
🌿 おわりに
40代からの体の変化は、“劣化”ではありません。
ー「今までのやり方を、今の自分に合わせてリニューアルするタイミング」ーです。
年齢を重ねても、自分の体と仲良くなれる方法はたくさんあります。
メルタサリでは、
ヨガ・マッサージ・食と睡眠のセルフケアを通じて、
あなたが「わたしらしく」体を整える時間をサポートしています。
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