春になると、なんとなく体が重い。
眠れない夜がある。
気持ちが落ち着かない。
それは、意志の弱さでも、気のせいでもありません。
季節が変わるとき、体の中ではちゃんとした理由があります。
東洋医学では、春は「肝」の季節とされています。
肝臓は解毒だけでなく、感情の処理、判断、計画、情報の整理——
私たちが「頭を使う」と感じるほぼすべての働きに深く関わっています。
情報・判断・計画・感情処理……
これらはぜんぶ、肝臓の仕事。
春は冬の間に溜まったものを排出しながら、新しい季節への準備をする時期。
肝臓は静かに、でも全力で働いています。
アーユルヴェーダでは、春を「風(ヴァータ)が増す」季節と表現します。
冷えと乾燥が交差するこの時期、神経系が敏感になりやすく、
睡眠が浅くなったり、不安感が高まったりすることがあります。
なんとなく疲れているのに眠れない、そわそわして集中できない——
そういう感覚があれば、体がサインを出しているのかもしれません。
難しいことは何もありません。
内臓が少し休める環境を整えるだけで、体はちゃんと応えてくれます。
春ケア チェックリスト
今日は睡眠不足で、重い体のまま目が覚めました。
夜中まで仕事をしてしまった結果です。
でも、お白湯を飲んで、床に寝転んで、
大腰筋とお尻をじわじわとほどいていくうちに——
二時間後には、心がすっかり静かになっていました。
疲れていても、ほどけたら、元気になる。
それは特別なことではなく、
体が本来持っている力を、引き出しているだけです。
忙しい日も、そうでない日も、同じように過ごせる余白を。
春のこの時期だからこそ、内臓を休ませることが
いちばんのセルフケアになります。
🌿 今日も、からだの声をほんの少しだけ聴いてみてください。
Emi
Mertasari Body Therapy