お互いに家庭を持ち、頻繁に会えるわけではありませんが、
「病めるときも、健やかなるときも、心はずっと一緒にいる」
そんな感覚を、改めて感じた時間でした。
人は何歳になっても、出会いや気づきによって、静かに進化していく。
今日は、そんな“進化”に深く関わる、脳と体のとても希望のあるお話をシェアさせてください。
実は――
私たちの脳は、大人になってからも、何歳からでも「書き換えられる」ことが、脳科学の世界でははっきりとわかってきています。
京都大学の研究でも、次のように示されています。
脳には「神経可塑性」と呼ばれる力があり、外部からの刺激に応じて神経回路は常に書き換えられている。
さらに、その人を取り巻く環境が変わることで、脳内で働く遺伝子の発現パターンも変化し、それに伴って神経回路の再構築が起こる。
その結果、私たちの行動や反応、心のクセまでもが変わっていく。
― iCeMS 京都フェロー 特定拠点助教 王 丹
少し難しく聞こえるかもしれませんが、とてもシンプルに言うと――
[私たちは、過去のクセや性格、体質に縛られ続けなくていい]
ということです。
・疲れやすさ
・緊張しやすさ
・不安になりやすさ
・呼吸の浅さ
・体の硬さ
これらはすべて、
生まれ持った性格や変えられない運命ではなく、
[これまでの「神経と体の使い方の結果」]であることがとても多いのです。
もしかして、こんなサインはありませんか?
寝ても疲れが取れない
理由はないのに、いつも体に力が入っている
ちょっとしたことでイライラしたり、落ち込みやすい
呼吸が浅く、ため息が増えている
肩・首・あご・お腹がいつも緊張している
休んでいるのに、頭がずっと忙しい
PMSや気分の波が以前よりつらくなってきた
頑張っている自覚がないのに、ある日突然どっと疲れる
ひとつでも「あるかも…」と感じたら、
それは気合いや性格の問題ではなく、[神経の疲労サイン]かもしれません。
特に45歳前後からは、女性ホルモンの変化によって、神経の疲れは出やすくなります。
脳と神経は、「強い刺激」よりも
[やさしくて、心地いい刺激でこそ、安心して変わっていく]という性質があります。
私が現場で大切にしているのは、この3つです。
深く、ゆっくり、吐く息を長く。
あごをゆるめて、あくびのように「は〜」と吐いてみてください。
(4秒吸って、8秒吐く完全呼吸もおすすめです)
これだけで
・自律神経が整い
・脳の緊張スイッチがオフになり
・「安全だよ」という信号が全身に広がります
脳が安心すると、新しい神経回路がつながる準備が、自然と始まります。
ゆるめる動き
感覚を味わうワーク
呼吸と動きを合わせる時間
これはすべて、
神経に「新しい使い方」をやさしく教え直す時間です。
頑張るためではなく、[回復できる体と脳を育てるための時間]です。
人の手で、安心して触れられること。
これは言葉以上に深く脳へ届く「安全」の刺激です。
理由のわからない緊張、
無意識に入っていた力み、
説明できなかった不安感――
それらが、ふっとほどける瞬間を、私は何度も目にしてきました。
「私なんて、もう変われない」
「性格だから仕方ない」
「年齢的に無理」
そう思ってきた方ほど、
この[脳の性質]を知ってほしいと思います。
変わる力は、もうあなたの中に、最初から備わっています。
ただ、
・安心できる環境
・ゆるむ時間
・正しい刺激
が、これまで足りなかっただけなのです。
神経は、
睡眠・ホルモン・人間関係・天候・仕事の緊張などによって、毎日状態が変わります。
だからこそ、
・毎日:3〜10分のやさしいケア
・週1〜2回:少し深く整える時間
このリズムが、いちばん自然で、いちばん続きます。
神経ケアは「贅沢」ではなく、
[食事や睡眠と同じ「生活インフラ」]です。
今日、深呼吸をひとつ。
今日、肩にそっと手を当てる。
今日、ほんの少し体を動かす。
その小さな積み重ねが、
脳と神経の未来を、静かに書き換えていきます。
これまでお伝えしてきた
[神経の書き換わる力]を土台に、
2026年1月から、
「神経 × 筋肉 × 骨格」へやさしく働きかけながら、
継続できない
習慣化できない
何をすればいいかわからない
を、
[「私は、できる人なんだ」]という感覚へつなぎ直していく
3months Re-Design Flow をスタート予定です。
6weeks が「目覚める入口」だとしたら、
この3ヶ月は
[整えたものを、戻らない形で定着させていく時間]。
体の表面ではなく、
[体のOSそのものを、静かに切り替えていく3ヶ月]です。
また詳しいご案内は、
このニュースレターとブログで、少しずつお届けしていきますね。