[report] タイでのトレーニングから帰国しました

昨日、満月の月食に見送られながら、タイから帰国しました。

本日から、元気にオープンしております。

 

*

タイのチェンマイにて、マッサージプラクティショナー(マッサージ師のこと)・ヨガインストラクターDaphne先生のもと、

より良いタッチを実現するための解剖学の理解と、体のソマティックムーブメントという、脳神経が作られる前の細胞レベルの動きにより、力みのない体でマッサージできるようになるためのトレーニングでした。

 

今回は、「ヨガとマッサージを繋げる」「疲れない体を作る」というのがテーマでした。

 

*今回学んできたこと*

《エンボディメント(身体性)、ボディワーク(マッサージ)基礎トレーニング》by Daphne

・呼吸のしくみ
・体で感じる解剖学
・体で感じる筋膜と筋筋膜
・3つの横隔膜と大腰筋、骨盤の関係
・重量と姿勢の関係
・神経システム
・体と神経、心の関係
・ヨガとヨガニドラ
・ソマティックムーブメント
(細胞レベルでの動き)
・体をゆるめるタッチ
・筋肉、筋膜のゆるめるマッサージ

など。

 

解剖学を、机に座って勉強するのではなく、

体を使って実感して行きます。

まさに、頭を使った後に、「体で覚える、腑に落とす」作業の連続。

基本のきである、筋肉や骨格や、体と神経のつながり、身体心理学などをもう一度体を使って学びました。

 

 

 

チェンマイの小さな山で、鳥、虫、猫そしてサソリ!まで一緒の毎日。

色々な生きものは、大人になるにつれ知らず知らずのうちにパターン化している私たち人間にとって、動きの先生でした^^

 

 

 

『自分の体で理解、体現できないことは、人の体でもできない』by Daphne

そう言うDaphneの動きはとてもしなやかで美しく、

体を痛めることなく安全にヨガをすること、ヨガはできることを誇示するためのものではなく、自分を開発していく瞑想である、というスタイルです。

そのしなやかで強い体から作られるマッサージのタッチは神経を数秒で休め、体を数分で変えていく、まさにアート。

 

本当に、す〜ごく気持ちが良くて、痛くないのに、体がとてもほぐれて楽になるんです!

 

 

その秘密は解剖学や生理学、身体心理学、哲学などの幅広い知識と、体での実感、類稀なる体の感覚の鋭敏さ。

様々な国の多くの人を教えた経験から、歪みが力みの原因を熟知し、体現し、説明してくれます。

 

 

彼女にプライベートレッスンをしていただいたことで、

これまでヨガで学んできたことを新たな視点で学び直すこともたくさんたくさんあり、

体の使い方も細かく、「リパターニング(新たに作り変える)」しました。

 

子どものころのように柔らかく自由に、体を動かすことは、

体も頭も柔らかくなり、新たな世界へと体を変えてくれ、ただただ「楽しい」気持ちが溢れました。

 

これまでの体の癖や、いつの間にかヨガというものについた固定観念や感情を自由になっていき、

初めてヨガやムーブメントが「好き」になりました。

 

 

 

 

自分の体の力を信じることができて、

動くことが好きになったら、

クライアントさんのお体がもっと愛おしく、大切に感じました。

 

 

***

 

 

 

「人の体はバランスさせる力を持っている。

体の力を信じれば、もっと理解することができる。

そして、体は常に揺らぎ、変化し、本来の知性を持っている。

 

そんな人と人がともに響きあう。

 

それがセッション(トリートメントの時間)だ」by Daphne

 

一生学び続ける、学んだことは人へ惜しみなく分ける。そんな素晴らしい人でした。

 

 

体、心、脳に吸収したたくさんの学びや気づきをもって、

体という奇跡の連続の授かりものを、

私たちの魂や想いをあらわしてくれる、そんな不思議な道具を、

これからも好奇心を持って、参究していきたいと思います。

 

******

 

本日、クライアントさんに、マッサージをさせていただいて、

自分の体の使い方や、クライアントさんの体の感じ取り方、見方や、どんどんと体は触れられることで変わっていくことを見せていただきました。

 

クライアントさん「すごく気持ちが良い。体がすごく伸びた感じがします。痛くないのにとても前よりパワフル。肩周りもとても楽に、足がまっすぐになった。最強。文字通りパワーアップしましたね。」

とのお声をいただきました。

 

 

〜The Art of touch(タッチのアート)〜

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