6/13(木)梅雨の合間の気持ちよい晴れの日に、
《ダンワンタリアーユルヴェーダスクール Dr.アヌパマのアーユルヴェーダナチュラルビューティライフ講座・春夏コース基礎 Day3》が開かれました!
今回も、講座をサポートする裏方として携わらせていただきました。
全3回となるこのコースも今回が最終回です。
今回の内容は《女性のためのアーユルヴェーダケア(理論・実習)》でした。
まずは、アヌパマ先生手作りのチャイをいただきながら、講義です。
○講義内容
-女性とアーユルヴェーダ。生理、ホルモンバランスについて。
-女性を整えるハーブと過ごし方
⬇︎いつもゆったりとおおらかなアヌパマ先生と早紀先生
女性の婦人科系の臓器を、アーユルヴェーダ生理学ではどう捉えているか、を西洋医学と比較しながら紐解いていきます。
アーユルヴェーダでは、血液や母乳は「ラサ」と呼ばれ、まず食べ物から始めに作られる組織と考えられます。
そしてそれが巡り巡って生殖器になります。
つまり、「食事がよい体づくりや良い生殖器には大切」と、「全ては食事と消化力」なのです!
食べ物によって、私たちの体は作られるんですね〜細かなレベルでも!
⬇︎ジャーン!そう、この婦人科を大切にすることが、女性としての自分を大切にすること!
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女性の問題というのは、私たちにとって切実な問題です。
ストレスや疲れの多い現代社会の中で、仕事や子育て責任と、交感スイッチON〜〜!で挑む女性たち。
ですが、私たちの体というのは、本来揺らぎやすく、繊細なもの。
少しのことで、変化したり、毎月の生理にも現れます。
きっと多くの方が、不調や悩みを抱えているのではないでしょうか。
受講者の方からは、ご自分や、お友達、家族の方の症状について、多く質問が出ました。
アヌパマ先生と早紀先生という、ドクターであり、カウンセラー&セラピストであるお二人だからこそ、
みなさんの質問をとても丁寧に聞いておられ、まるで診察やセラピーの時間のようでした。
その一人一人を大事に向き合う姿は、私たちを安心・信頼させてくれます。
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女性のホルモンバランスを助ける《シャタバリ》も、生の本物に触れることができましたよ〜!これはとても貴重です!
そして、もう一つの女性を助けるハーブ、アロエベラ。
アーユルヴェーダハーブもクンクン。
ハーブはどんなものか。それをどのように摂取していくのか。
日本に馴染みのないものも、一緒に体験していきます。
ハーブなどを、実際に生で見て、触って。感じて。
説明を受けながら、五感を使って感じていく。これもまたアーユルヴェーダで大切なこと。
また、理論を聞いて、体験をすることで、より理解が深まります。
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今日の実習はうがい(ガンドゥーシャ)です。
インドの精製されていないセサミオイルでのオイルうがいをしました。
口に含むこと数分。
唾液を混ざり合い、意外とベタつかないんです!
1回やるとその気持ち良さに病みつきに。
一時期巷で流行ったオイルプリングですが、実はメディアでやっていたココナッツオイルよりセサミオイルがオススメです。
その理由はアーユルヴェーダ的生理学に基づきます。説明は省きますが、ぜひセサミオイルを少し温めて、行ってみてくださいね!
この講座では、2週間に1回のクラスを通して、少しずつケアやレメディーをご紹介してきました。
これは、3回の講座を通して、約ひと月半で体や心の変化を見ていただきたかったからです。
自然な方法で少しずつ。でも毎日取り入れるとどう変化するか。
その結果、毎回クラスのたびに、受講者の方から嬉しい報告が❣️
私たちにとってアーユルヴェーダを生かすことにより、みなさんの心身が楽になる、というのは何よりの喜びです❤️
濃い!3時間があっという間に終わり、終了です!
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最後は皆さんで、西葛西のインド料理レカさんにアヌパマ先生が特別注文した《アーユルヴェーダランチ》をいただきました!
これが毎回本当に美味しい!
インド料理よりもマイルドで、完全にベジタリアン。季節の食材や消化吸収を促進するスパイスやハーブが使われています。
インド料理をあんまり食べない私ですが、オイルも少なめで脂っこくないので、これはもりもり、体にすっと入っていきます。
そして翌日は快調になります♬
《メニュー》
ー緑のものは、レカさん自家栽培のインドのお野菜のカレー
ーかぼちゃのカレー
ーキール(ミルクとカルダモンなどを煮て、小麦の麺を入れたもの。甘い)
ーピクルス
ーキュウリのサラダ
ーごはん
ーチャパティ
時間は13時過ぎ。美味しくって、そしてお腹ペコペコな私たち。
黙々と夢中でいただきました^^
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今回、季節の過ごし方とアーユルヴェーダの基礎、そしてセルフケアを学ぶことで、
自分の体質を知り、自分や家族、周りの人々の整え方を学びました。
不調が起きた時も鎮痛剤で止めるのではなく、レメディやケア、食事や生活法でリカバリーしたり、
そもそもその不調が起きる前に予防する、という予防医学アーユルヴェーダならではの考え。
特に、女性の婦人科系では、正しい知識を知り、
日常や生理の時期の過ごし方に少し気をつけるだけで、
大人になってからの病気や、更年期の不調を予防していくことができます。
逆にいうと、大人になって苦しまないように、
十代や早い段階から、体を大切にしていくことがとても大切だと思います。
そんな当たり前のようで、なかなかできないことの大切さを
アーユルヴェーダの観点や生理学の視点から説明いただきました。
女性が正しく自分の体を知り、大事に付き合っていくことで、
年齢により『思春期→性成熟期→更年期→老年期』と変化していく女性の体を、
思春期にはよりスムーズに変化させてくれて、成熟期には女性として楽しく過ごし、また更年期には気持ちよく生理を送り出すこそができる。
また、自分をケアすることは、自分の体を知り、変化に気付くことで、心身ともに元気にすごす助けになります。
またお母さんが娘さんに伝えていくことで、生理痛やホルモンバランスの乱れ、また婦人科の病気を未然に防ぐことができます。
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数年前にアヌパマ先生に出逢った時から、先生がずっと強く望まれていたこと、
『日本の方にアーユルヴェーダの知恵を届けたい』。
その想いに感動して、また背中を押されて、なんとかしたい、必要とされる方に届けたい!と
私も微力ながら、一人でも多くの方に本当の心身の健康が届くよう、との思いで、これまで進めてまいりました。(必死!)
先生のお手伝いをさせていただきながら、
もっと先生のお話をわかりやすく伝えてくれる人が必要!と思っていたとき、
アーユルヴェーダの知識と経験を多くお持ちの池田早紀さんが参加してくださいました!
そして今回、『本物のアーユルヴェーダの知識を、やさしく、楽しく学べる講座』をついにお届けすることができました!!!
お二人の講座は、リラックスして、楽しくて、わかりやすくて、元気になります!
初心者の方にも、すでに学ばれている方にも心からオススメできる講座です!!!
秋には、《秋冬の過ごし方・中級/上級コース》を行います。どうか必要とされる方に届きますように。
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そして、今回ご参加くださったみなさま。ほんとうにありがとうございました。
ぜひアーユルヴェーダを少しずつ日々の生活に取り入れて、みなさんが健康で楽しく元気に過ごせる!そんなナチュラルケアとなればとても嬉しいです。
また、今後ともさらに楽しい!さらに役立つ!より良い講座をお届けしていきたいと思います。
また、周りに病院に行くほどでもないけど、元気です!とも言えない。そんな元気がないな〜という方がいたら、そっとオススメしてみてください。
これから、予防医学やポシティブヘルスという分野が、日本にも広がってくるときが必ず来ます。ですが体というのは日々の蓄積。どうか良きタイミングで、必要な方へ届きますように。心から願っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
参加者の声
Q:コースを受けて、講座、講師、通訳はいかがでしたか?
A: 3回受講させていただきましたが、毎回優しく温かい、そして分かりやすい進め方に感謝申し上げます。濃い時間でした。頭いっぱいかな。
A: 講座時間が3時間という長さを感じない。内容な濃いがあっという間に終わってしまう。池田先生の通訳はきめ細かく受講者一人一人に対して敬意を持って接してくださっているのを感じる。
Q: このコースでどのような学びがありましたか?
A: ”食べること”はすべての始まり。大事だなと思いました。女性としたの自分を大切にすること。
A: アーユルヴェーダは「家族の愛でもある」とおっしゃったDr.アヌパマの言葉が心に残った。
Q: このコースでの学びをどのように生かしていきたいですか
A: 病気になるには、その前に原因があるということ。予防医学、トータルで人生そのものから体のケアを考えてゆく深いアーユルヴェーダ。まずはできること(お白湯)から。
A: 神々、自然への尊敬、人との健康と平和、家族の愛を願う、哲学にも通じるアーユルヴェーダに基づく考え方の実践。(壮大ですが・・)
Q:これからコースを受けようとしている方へオススメのポイントを教えてください
A: 先生方が素晴らしい方ですので、安心してそして気持ちよくアーユルヴェーダの智恵を学べると思います。アットホームな雰囲気の中でも、集中力が高まり、質問もなんでもできますよ。チャイとハーブティーつき。
A: 本場インドのDr.から学べること。インドの文化などに興味のある方。美味しいベジタリアン料理が食べたい方。お茶好きな方。
Q:どのような方へオススメしたいですが
A: 全ての方ですが特にティーン(若い女性)
A: アーユルヴェーダーに少しでも興味をお持ちの方。西洋医学を勉強されている方。
講座予告!
〜Anupama Dhanwantari Ayurveda School〜
秋・冬
本場アーユルヴェーダの女性Dr.から習得する
アーユルヴェーダセラピスト講座
- インターミディエート(中級)コース【全3回】
- アドバンス(上級)コース【全4回】
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本場インドのアーユルヴェーダドクターから直接、アーユルヴェーダのトリートメントの手技や理論を学ぶ講座です。本場インドのアーユルヴェーダの医療現場で使用されているオイルやその作り方、正しい使い方などを、優しく大らかな日本で唯一の女性アーユルヴェーダドクター、アヌパマ先生より少人数制で学んでゆきます。
本場インドの貴重なアーユルヴェーダハーブやアイテムは必見です。
2週間に1度のクラスを通して、2ヶ月間でアーユルヴェーダセラピストとしての基礎をしっかりと身につけることができます。
(※終了時にダンワンタリアーユルヴェーダスクールの認定証を発行致します。)
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[コース予定 *下記内容は変更になる場合がございます。]
日時:①インターミディエート(中級)9/12、9/26、10/10(木)
- アドバンスコース10/24、10/31、11/14、11/28(木)
10:30~16:00(ランチ休憩1時間あり・アーユルヴェーダランチ付き)
場所:西葛西 アヌパマ先生自宅
[内容:内容近日公開] 一例
- インターミディエート(中級)AM講義・PM実技
秋・冬の過ごし方・整え方(理論・実習)(ルトゥチャリア)、オイルの作り方、フェイシャルアビヤンガなど
ヘッドアビヤンガ(オイルマッサージ)、ハーバルフェイシャルパックの作り方、ハーブやスパイスレメディ
- アドバンスコースAM講義・PM実技
マルマ、カティバスティ、ネトラバスティ、ハーブボール、ヘナなど
○クラスはじめには心整えるPranayama(呼吸法)タイムがあります。
○チャイタイムがあります。
料金:近日公開
人数:10名(先着順・最低催行人数5名)
講師:アヌパマ先生
通訳:池田早紀
事務局:小原恵美(メルタサリ)
※定員に達し次第、申し込みを締め切り致します。
《ご注意》
※インド人アーユルヴェーダ医師アヌパマ先生の講座です。
アヌパマ先生の判断により、また参加者の方の状態により、講義内容が若干変更になることがあります。
※参加者の方々や場を調和させるため、またリラックスした状態での集中力を持った良いコンディションで講座に入っていただくお祈りやマントラ(お経)などがあります。
※参加者の方の状態によっては、開始、終了時間が時間が若干変更になることがあります。
お時間に余裕を持ってお越しください。
ご理解ご了承の程、お願い致します。
内容な近日公開いたします。
内容のリクエスト、お待ちしております!
(6/16 (月)頃まで)