UnsplashのKinga Howardが撮影した写真
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「ふつう、こうじゃない?」

「あの人がああいったから、こうなった」

「あの人に、こう思われているんじゃないか」

「あの人のせいだ!」

 

ストレスを感じている時、イライラ、もやもやしている時・・・

何かが心に引っかかって、そのことをずっと考えてしまったり・・・

誰でもあります。

 

悩んでいる時の思考回路

悩みの種は人それぞれですが、人のせいにしたくなる!そんな悩みやイライラなどの感情に苛まれるとき、私たちの頭ではどんなことが起きているのでしょう。

まず、一例を見ていきましょう。

 

〜思考回路の一例です〜

「ふつう、こうじゃない?」

1、その出来事があった。
  2、賛成できないと感じたり、自分の価値観に対して違うと感じた。
   3、損なわれた・傷つけられた、と、悲しむ。怒る。恨む。

 

「あの人がああいったから、こうなった」

1、その出来事が言動があった。
   2、それが納得できない、間違っていると感じた
   3、その不都合な状況を受け入れたくない。

 

「あの人に、こう思われているんじゃないか」

1、その出来事があった。
   2、自分が受け入れられないのではと不安を感じた。
   3、不安なので、避けよう、防御しよう。

 

Q. ここで質問です

この上記の3つ。事実は1、2、3のどれでしょうか。

 

 

 

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答えは1です。

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つまり2、3は事実ではない、想像や考えです。つまり、事実に対して、それを自分がどのように受け取ったか。

こう言うと怒る人もいるかもしれませんが、それは、架空のもの。ドラマ、ファンタジーなのです。

でもそれはあなたが悪いのではありません。

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人は安全か、危険かを常に判断している

私たちには、生まれ持った生存本能があります。生きていくために本能的に

1の事実に対して、2で瞬時に自分が安全か危険か判断しようとしています。

これは、太古の昔より、私たちの祖先がに周りから敵が出てこないか、と状況を判断している状態ですね。

これが私たちの遺伝子により、今日の現代にも体に残っているわけです。

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Image by Mollyroselee from Pixabay

2で引き起こされた感情に対して、3で後から意味をつけていく。

この3は事実ではなく、頭の中で起きている思考です。

 

悩み無用!感情コントロールの方法

では、なぜもやもや、イライラするのでしょうか。

例えで考えてみましょう・・・

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〜原因が他人。原因が自分。の例〜

雨が降ったとします。傘を持っていませんでした。

→この状況に対して、あなたはどう感じますか?

 

①「あぁ、忘れていた。この時期は天気が変わりやすいのだった。今度から折りたたみ傘を持っておこう」

②「天気予報で雨なんて言ってなかったじゃないか!」

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①は原因が自分。②は原因が他人だと思っています。

②は感情的になって、怒っているかもしれません。

①は状況を把握し、受け入れ、対策へと向かっています。

出来事に対して、感情や思考の矛先がどこに向いているかで、その人の頭の中は、全く違うものになります。

 

つまり、もやもや、イライラするのは『原因を人』に向けているから。

 

Cat with a vicious-looking face

 

 

この1、2、3を俯瞰して、切り分けられるようになると、

人の悩みの9割を占めると言われる人間関係の中身はグンと減ります。

なぜなら、1は避けることができないとしても、2、3は自分側で変えることができるからです。

 

でも、自分を変えるってムリ〜!

 

大丈夫!ステップを踏めば誰にでもできますよ!
もやもや悩みを消す!ステップ1
1、まず知る。認識すること。
2、『原因を人』→『原因を自分』に向ける。

これは、自分を責めるとか、全てを自分が悪いと卑下することとは違います。

事実をなるべく歪めずに見る。そして、唯一変えることのできる「自分」にフォーカスする、生産的で効率的なステップです。

もやもや悩みを消す!ステップ2
起こった出来事に対して、自分の頭、心の中で何が引き起こされているのかを

1、気づき
2、受け入れ
3、手放す

という瞑想的な手放し方です。

まとめ

悩みがあるとき、もやもや、イライラするときは、毛糸がこんがらがったように、出来事・思考・感情がぐるぐると混乱しています。

まずは、深い呼吸で自分の呼吸に気づくことから、感情を押し殺すのではなく、気づき適切に取り出すことができます。

それは、古来より、仏教や禅、ヨガなどで瞑想がおこなわれてきたこと。日本では古来より、武道と呼吸が密接である「調息」が行われてきたこと。近年ではマインドフルネスなどと、今の呼吸や自分に気づくことが広まっています。

 

呼吸に気づく、自分に気づく。

それは、空に雲が流れる、山から海へ川が流れるように自然なこと。

解決法は自分の中にあります。

まずは胸を開いて、今、深呼吸からしてみましょう。

吐く息とともに、心のもやもやも消えていきますよ。

<a href="https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/X00q3RXcyZ4?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>の<a href="https://unsplash.com/@motoki?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Motoki Tonn</a>が撮影した写真

UnsplashMotoki Tonnが撮影した写真

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