誕生日はいくつになっても最高の日!

私ごとですが、先日43歳の誕生日を迎えました。

毎年、私の誕生日は、母への「誕生日ありがとうございます。」のメッセージを打つことから始まります。

のんびりやでお寝坊な私は、お腹の中でもお寝坊だったそうで、いつまでも出てこなかったとか。予定日を過ぎてのんびりと夜に生まれたエピソードと、日が暮れるにつれて生まれた時間へのカウントダウンを、毎年のように母から聞きながら、なんてことのない1日を終えるのです。

毎年同じ話なのですが、『母のお腹に宿され、このよき日に生を受けて、自分では何にもできない赤ちゃんから数十年もの間、手をかけて育ててもらって。おかげさまで、43年も生きることができて、今日もまだ家族と一緒にいられる。』そんなことを思いながら、母の目線で私の成長を想像しては、つい涙ぐんでしまいます。

実は私は、27歳の時に一度、人生が終わるような体験をしています。
不注意で道を横断していて、車にはねられて、宙を舞い、地面に叩きつけられて、車椅子生活になったのです。

その出来事があってから、「生きていることは奇跡である。」と考えるようになりました。また、「人生はいつ何時、何があるかわからない」とも。

(とはいえ、ヨガのクラスをたくさんやっていたせいか、ただの骨折だけですんだのですけれどね。そして、結婚するきっかけにもなりました!)

そんな経験をした私ですが、その事故からときが経ち、日々を忙しくしていると、ふと、明日が当たり前にやってくると思っている自分に気がつきます。だからこそ、誕生日は毎年「誕生日ウィーク」として、1週間くらいかけて、旅に出たり、自分を見つめ直します。

今年は旅には行けなかったので、おうちでじぶん時間を。ヨガや瞑想で自分の心の中へと深く潜っていきました。
心は一番早い乗り物などと言いますから、瞑想はドラえもんの引き出しの中に入っていくような、異次元への旅とも言えるかもしれません。

毎年、考えることは少しずつ違いますが、今年は、こんな感じでした。

 

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誕生日に考えたこと10こ

・今年の自分は誕生日になにを思うのか

・自分の人間的な成長はどうか

・視野は広がっているか

・周りの人に心からの感謝はあるか

・大切な人に大事だと伝えているか

・この1年で得たものは

・伸び悩んだもっとのびしろがあるのはどこか

・経験から生まれる知恵はなんだったか

・体が勝手に動くくらい、無意識レベルで人のことを想像しているか

・その得たものも、足りないと思うものも、すべて手放して何ももたない状態でも幸せだと感じられるか

 

▽▽▽▽▽

 

自分という海に深く潜って、たくさんの宝をもって、ぷはっと水面に顔を出したとき、「ああ、愛されてるなあ」というあたたかなもので、心がいっぱいになりました。それは、何かがあるからとか、何かを得たからとかではなく、条件のない、ただただそこにあるもの。マッサージをしているときに、よく訪れる感覚でもあります。

それは、思わず微笑んでしまうような、ユーモアや楽しさがある景色です。

 

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さて、2023年自分の価値観再発見

ベスト3は

1、人は何にでもなれる。

2、好きな人をもっと大好きになっていて、もはや体の一部。

3、嫌いな人、違う価値観の人も包める(人のやっていることは別として、その人そのものを嫌いにはならない)

 

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マッサージの師である朱美先生がおっしゃっていました。

「こどもでも、大人でも、何歳になっても、人は、生きている限り、どんな人でも、それぞれの速度で、成長している。」

 

○○○○○

 

人それぞれの個性をもちながら、体も精神も、深く内へ入ったり、やわらかく広がったりしながら、
自分を再発見したり、人との縁とを行き来しながら、育っていく。

 

その「育つ」って、めちゃめちゃおもしろい。
だから、ひとつ歳を重ねるということは、やっぱりとても嬉しい!

 

今年の誕生日が、そして今日が、最良の日。

そして、誕生日はなんてことのない日でも、やっぱり特別な日。

そんなことを考えた43歳の日でした。

Today is the best day!

 

みなさんも一年の終わりに当たって、自分と足並みを合わせる時間をとってみてはいかがでしょうか。

忙しくて、疲れていて、余裕がない、という方は、ぜひ温泉や睡眠など良質な休息をとって、鋭気を養って下さいね。

メルタサリでも、疲れたあなたをほっこり包みたい!ということで、12月の季節限定メニュー、受付中です。

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