bruce marsが撮影した写真
bruce marsが撮影した写真

ヨガやマッサージのプロである私にとって、体の状態を観察したり、動きの探究をすることは、例えていうなら、空を見上げて「今日は晴れか〜」と思っているのと同じくらい、なんてことのない毎日のことで、そして、常に少しずつ学ぶ内容が変わっていく、自由研究のようなものです。

一口に、体に関わる仕事といっても色々とありますので、毎日の過ごし方は、人それぞれかと思いますが、私の場合は、全くストイックさのない性格も、加えて15年間「超」厳しいヨガをやっていたこともあり、体の緊張MAX状態から、『体の緊張を手放すには』という研究を重ねた結果、赤ちゃんができるくらいのところからはじめる『体の調子に合わせて、楽にやる』ソマティック(体が発生時からもつ動き)であるということに出会いました。

いい意味でダラダラする。というのがいつものテーマです。

もしも、今、健康や美容が気になるけど、何からやっていいのかわからない、と思っている人が、なーんだこれなら私にもできるじゃん、とおうちケア、自分を捉えること、のハードルが下がったらいいな、と思います。

毎日すること

1、朝は目覚ましをかけずに起きる。

朝日が入るような窓の状態にして寝る。

2、朝起きたら、まず歯磨き、舌磨きと洗顔。顔のマッサージでむくみをとる。

3、結婚式で頂いた明治神宮の神棚に祝詞をあげる。

ヨガの先生が神道をしていたことと、夫が危険を伴う仕事だったこともあり、神棚をつくってみたが、これが本当によかった。

4、お日様に感謝をする。

土地に感謝をする。土地への感謝と自然の循環の中で生かされていることを忘れないでおく。

5、座って白湯を飲みながら、胃腸の調子をみる。

食べたい?お腹グーとなってる?

6、朝一にプロテインを飲み、寝ている間の体の修復で栄養不足な体にチャージ。

毎朝飲むから質が良いものを。

7、朝9時まではデジタルデバイスを見ない。

朝時間が長くなります。

8、トレーニング

基本的にルーティン化はしない。起きてみて体調に合わせて朝の時間を過ごす。仕事の予定にもよるが、たいてい朝は6〜8時に起きて、9時くらいまで自分の時間をのんびり過ごす。そのために早く寝るよう努めるが夜中まで仕事をすることも。

朝は筋肉を働かせ、夜は体をゆるめるストレッチ。寝落ちすること多々あり。(今日も)

やさしく体を動かすワークで体のコリや巡りの状態を確認して、ヨガをしたり、トレーニングをしたり、マッサージ、瞑想で、軽やかで気持ちの良い心身に整える。

もしも、朝イチでアイデアが湧いてきたら、そのまま日記に書き留めたり、今後の予定をヴィジョン化してみたりもする。最近お仕事で書くことも、自分や仕事を見つめる時間として楽しくなってきて、ついパソコンにむかうことも。ただ、座りっぱなしから1日が始まると、腰が痛くなるのが課題。

9、スケジュールを確認。

基本的にものを覚えておくことができないので、手帳やメモにやることや予定などを全て書く。

10、朝ごはん

基本軽め。起きて数時間後、トレーニング後に食べることが多い。最近はスープ(つくるまたは、取り寄せ)にハマっている。

筋肉がつきづらいタイプなので、タンパク質+野菜→炭水化物の順にとる。

メニューも季節や気分で毎日変わる。本当はパンを焼きたいが、今は優先順位のベンチ入り。

11、朝の腸活。

手荒れとガス肌に悩まされて、2年前からプレプロバイオティクスのサプリで腸の常在菌を育てている。これを始めてから肌がとても強くなった。夫のアトピーも皮膚が綺麗になった。腸内細菌と肌が繋がっているので、納豆や麹も積極的に撮る。

12、朝風呂。

低血圧なので、スッキリ起きてるくせになかなか布団から出られない日も多い。目が覚めない日は朝一。朝から頭が冴える日は、書く仕事や自分のトレーニングが終わったら、朝風呂に入る。基本お風呂にはデジタルデバイスは持ち込まない。ちなみに夜はシャワーの日もあり。

13、学びは、どっぷり浸る。

スキマ時間に気になるトピックのコンテンツを見る。本を読む。最近のブームは血糖値のスパイク(急上昇)、脳(クリエイティブと、作業効率の上げ方、脳疲労の解消ほう)、呼吸による筋肉のほぐし方。

気になったらとにかくすぐに寸暇に見まくる。

体のことだけでなく、語学学習は筋トレと同じでやらないと落ちるので、洗濯や掃除の時には、BBCやTED、youtubeのキャンプ、旅コンテンツで頭を英語に浸す。

これは、気になるアーティスト、音楽なんかも同じで、なんでこの人がこう作られた?が気になり、とことん深掘りする癖がある。この性質からドラマは気になると一気見してしまう。

14、家事

ずっとトラディショナルに朝一にしていたが、仕事ができなくなるので後回し。仕事を先にする。家事は気分転換に家事や料理をして、頭をリフレッシュさせる。

15、洗濯

大量のお客様用シーツはお湯で洗う。ベランダにたくさんシーツが旗めいているのを見るのが感謝でいっぱいになる時間。これが面倒だと感じるようになったらこの仕事はやめどきだと思っている。

16、食事

ごはんはかなり適当。仕事の合間に食べる。タンパク質多めを重視。野菜+肉+スープ。ビタミンACEは肌のために意識的にとる。難しい日は添加物のなるべく少ないサプリメントで補充することも。

17、ながらエクサ

家事の時に、ながらスクワットや、いろんなプロップをデスク下に仕込み、昇降式デスクで足腰を使う。ちなみに、食器洗いと洗濯を干すときは進んでスクワット体勢。私としてはいつもの光景だが、外から見えたらかなり笑えそうと思って楽しくやっている。

18、簡単掃除

掃除機、フロアモップ。ヨガでは先生宅の窓のサンまで掃除していたが、フロアモップだけでいいと割り切る勇気は、いつも家がピカピカな小原の母から教わった。

19、夕飯

仕事で時間がなければ思い切り手抜きか、外食か夫、母のスネをかじる。時間があれば、のんびり数時間かけてつくるのが楽しみ。(料理が遅い。)ご飯を鍋で炊いて、おダシを取れたら、それでごちそう。アーユルヴェーダでは炊き立てご飯が活力と若返りのもとと説いている。

20、機嫌

20年ほど前になるだろうか。かつていつも体調が悪く、機嫌が激しく悪かった時があった。今はその時のことを本当に申し訳ないと反省している。いつも機嫌よくいる。それだけで、周りの人は楽になる。自分の出している空気に責任をもつ。そのために体を整える。

21、全ては自分で選んでいる。自分で決めたことをやり抜けると自分を信じ切る。

22、どんな人も心の奥は良心だと、人の奥を信じる。

23、チャレンジすることと、安全であることのバランスをとる。

24、体には良くなる知性がある。それを信じてケアをし続ける。

25、日々、成長しかない。日々の事柄を失敗、成功とジャッジをしない。万事塞翁が馬。

 

ときどきすること

1、体ケア

自分のための長めのトレーニングやワークを2〜3時間。体のほぐしで関節や疲労した箇所をケアし、ゆっくり動かすゆるめるものや、軽い筋トレからチャレンジをしていく。コリを解き放ち、全身が軽くなって、今ここに集中できるよう切り替わるまで。やっていると探索に夢中になりあっという間に時間が経つ。頭が段取りを考える前頭前野優位から、感覚野、そして、また前頭葉を活性させるとか。

2、顔スクラブ、マスク 週2〜3回。老化角質を取り続けるだけで、肌が見違える。まず3ヶ月どうぞ。

3、ボディスクラブ 週1回

肌のくすみ、体のむくみ、ボディラインをスッキリ。放っておくと老化角質(アカ)が溜まるので、肌のつやとハリを保つためにもMUST。

4、それらを含めたお風呂タイム。炭酸バス全身浴15分。

5、体のオイルマッサージ 保湿するときについでに。

6、デジタルデトックス 集中したいときは、仕事モードや飛行機モードで受信を止める。

7、サロン部屋整理整頓

8、自分のレッスンの振り返り 

マネージャーのつもりで、客観的に見る。常に改善点はたくさんある。それは伸び代でもあると捉える。

9、振り返り 2 

お客様のトリートメントで出た疑問を解消するべく、テキストやオンライン教材をみる。最近は呼吸時の肋骨の動き。どうやって、肩で息をしている所から、横隔膜が使えるようになるか。の働きかけ。

10、海に行く。

夫のサーフィンについていき、海で本を読んだり、寝たりと気ままに過ごす。頭を空にする。海を見た瞬間にあくびが出る。リラックスポイント。

11、家族や好きな人たちとお酒を楽しく飲む

飲むときは栄養補給を忘れない

コラム 健康と美を求める人のお酒

12、庭の手入れ

13、キッチンシンク磨き

14、昼寝 

ゴロゴロする。床と仲良くする。縦の時間は疲れるので、横になって、筋肉をゆるめる。筋肉にも神経にも良い。

15、部屋のちょこっと大掃除

体の掃除と部屋の掃除は似ている。完璧を目指さずに、気持ちよく。気づいた時に、ちょこっと引き出しや棚を掃除する。

16、書く

やりたいことや、思うことを書く。ジャーナリング。瞑想をして浮かんできたのを書き留めるとスッキリする。考えている時というのは、インスピレーションは浮かびづらいので、ふとした時にやってくるアイデアをとにかく書き留める。

17、語学

語学の大学に行っていたくらい、異文化好き。

日本語教師の勉強をしていたくらい、日本も好き。

今はオンライン英会話を週2回して、夢の世界一周旅行に向け、情報収集中。世界のマッサージやヘルスケア事情のリサーチも。語学はより幅広い情報が得られる、多種多様な人と話せる楽しい道具。次はインドネシア語とスペイン語を学びたい。

18、マーケティング

セラピストエミのPRを、少し大人ぶったエミが担当する。これが瞑想の「客観的に見ること」と少し似ていて、今かなり面白くなってきている。自分で言うのもなんだけれど、10年かけていいサービスを磨いてきているので、それを届ける責任を自分で持つことを学んでいる。何より、独りよがりでなく、必要としている人にわかりやすく、と考えるのはとても勉強になる。

19、自分のルーツを思い出す。里帰り、墓参り。本家への挨拶。

20、母や伯母たちを癒す。マッサージ。夫に全然やってあげられていない。ごめん!

21、旅。ふらりと出かけるのが好き。一人でも、誰かがいればより楽しい。夫と日本一周が夢。

 

しないこと

1、生理の時のヨガ 生理は休むとき。温かくして、冷やさないように。

2、やけ酒。怒りや悲しみ、過剰なストレスとお酒は、体に最も悪いことのひとつ。そう言うときは美容のコラーゲンドリンクでも一気飲みしよう。

3、違和感を感じること。

自分でこれは違うな、と思うのに、無理矢理突き進むことはしない。そう言うときは、時を待つか、手放す。

4、流行りの健康法 

大抵は誰かの意図があるので、すぐにはしない。その裏付けの理論を研究するのは好き。

5、嘘や誤魔化すこと。

「ふつうはこう」は一番言いたくないセリフ。根拠なき先入観を持たずに、丁寧に伝えること、腹を割ることで理解を深める。自分にも人にも誠実でありたい。

6、受け身であること。

人に委ねて待つ、と言うことはしない。人生は自分でつくる。

7、今の自分で満足すること。

自分一人では大したことはできない。だから学び続ける。人に聞く。支えてもらうこと、大歓迎。

 

まとめ

ここが難しいのですが、体のサインをキャッチする。そのときに、「違うこと」をしないこと。

何事においても自分を信じるって、簡単ではないですよね。でも、できないと決めつけてしまうことは私はしないようにしています。人の可能性は体も含めて、たくさん伸び代があり、自分のことも自分ではわからないことばかり。なのに、決めつけることなどできないと思うのです。であれば、せっかくなので、できるまでやってみたいと思います。たくさん失敗して、苦い思いも糧にして、自分が納得できるまで、自分にあった方法を模索し続けて試行錯誤を続ければ、きっと成長がある。そう、生きていれば、成長しかない。毎日を小さなことから、体と心にフィットした選択をする。そのために体を鍛え整えているんだと思います。

思考や感情は、体内でホルモンを発生させ、体の調子に影響することがわかっています。そういった観点からも、考え方や概念を柔軟に保つことは、健康と美容に大切ですね。

みなさんはどんな、「毎日すること、ときどきすること」がありますか?

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