UnsplashのValentin Müllerが撮影した写真
UnsplashValentin Müllerが撮影した写真

2023年6月8日、関東甲信の梅雨入りが発表されました。
ここ数日湿度と気温が上がり、東京もジメジメしてきました。

この時期は、この梅雨の影響を受け、なんとなくだるい、重い、むくみ、頭痛などが出やすくなりがち。お肌も肌トラブル、ゆらぎ(変化が起こりやすい)時期です。

梅雨でも元気に軽やかに過ごしたいという方のために、毎日少しずつのケアで、梅雨をしっとり楽しめるよう、梅雨ケアをご紹介します。

普段よりちょっとゆっくり、がいい

この時期は、気圧や天気の変化が大きく、自律神経も乱れがち。体力が落ちたり、食欲もイマイチということも。

インドの伝統医学アーユルヴェーダでも、バタバタ、冷えやソワソワを感じやすく、不安定になりやすいと言われます。

加えて、外出すると冷房が入り出したり、薄着やサンダルになったり、冷たいものを飲み始めて、体や胃腸も冷え、疲労感を感じやすいです。

この後にくる夏には、太陽の力も強くなり、さらに体力や食欲も下がってきやすいので、体力を温存するためにも、体を温かく保ち、夜更かしになりがちな方は早く寝ます。冷たいものを飲みすぎず、常温やあえて温かな白湯などを取ると、お腹からリラックスできますよ。

頭痛が出やすい人は、首肩のこりが強い場合が多いので、マッサージを受けたり、入浴などで温めて、ストレッチをして寝ると良いでしょう。

予定を詰め込みすぎず、雨だから。と少しゆっくり過ごすくらいがちょうどいいでしょう。

食事を工夫する

気温が暑くなってくると、食事をなんとなく、さっぱりしたもので済ませたくなりますよね。暑い日は、夏野菜も美味しくなってきます。

ですが、この春から夏にかけては、冬からグンと気温が上がって、血管も弛緩し、全身に血流がめぐるため、肝臓が疲れやすく血が不足しやすいのです。季節の食材を中心に、栄養バランスの良いものを。そして血の不足を補い、肝臓を労るような食材を取りましょう。薬味を添えるのも消化促進にオススメです。

良質なタンパク源として 牛肉、豚肉、鶏肉、レバー、赤みの魚

胃腸を元気にする食材 山芋、玉ねぎ、かぼちゃ、しょうが、さつまいもなど根菜類

腎を元気にする黒い食材 プルーン、ナツメ、クコの実、黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ、ひじきなど

肝を元気にする青い食材 ほうれん草、トマト、パプリカ、パセリ、などの緑黄色野菜

ちょい足し漢方 黒豆、ナツメ、クコの実、黒ゴマ、竜眼

(書籍 漢方の暮らし 365日より引用)

まとめ

梅雨時期は暑いようで、意外湿気や冷房で冷えて、重だるくなりがち。冷えにより、ソワソワ、イライラも出やすい。

その兆候を感じたら、早めに手当を。

・温かい飲み物をとる

・体が濡れたら拭き取る

・冷房の中にいた日はバスタブで体を温める

・薄着での朝晩、雨や冷房での冷えに注意

・季節の野菜を中心に、食事をバランスよく消化良いものを

・早く眠る

・頭痛が出やすい場合は、首肩をほぐす

 

私はこの時期、生姜を食前に食べたり、すりおろして添えたりしています。

さっぱりとした香りと味が、食欲をわかせて、さっぱりといただくことができます。

ちょっとの早めのケアで、梅雨時期も元気にお過ごしくださいね。

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